自動車保険とは?
自賠責保険(強制保険)と任意保険
自動車保険には、大きく分けて「自賠責保険」と「任意保険」という2種類があるんだ。
まず、「自賠責保険」というのは別名強制保険とも呼ばれていて、全ての自動車(車、バイク)と原動機付自転車を運転する場合は、絶対に加入しておかなければならない保険なんだよ。
これは、「自動車損害賠償保障法」という法律で決められているんだ。
もし、自賠責保険に入っていない、未加入の場合は厳しい罰則があるから、自賠責保険は必ず入っておこう。
任意保険は、”任意”という名前のように、加入する・加入しないは各人それぞれが自由に決めれる保険だ。
ただし、加入・未加入が自由とは言っても実際問題、「自賠責保険」だけでは被害者への賠償金額が不足する場合が多く、任意保険にも加入するのが一般的には”あたりまえ”と言っていい状況になってるんだ。
任意保険は、内容によっていくつかの種類に分けられるんだけど、それは後で説明していくことにしよう。
まずは、自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」の、2種類があるということがわかったかな?
それでは、次のページからは自賠責保険と任意保険について詳しく解説していくよ!
まずは、自賠責保険から行ってみよう!
自動車保険とは?
まず、そもそも保険って何だろうね?
大辞泉によると、保険とは
「火災・死亡など偶然に発生する事故によって生じる経済的不安に備えて、多数の者が掛け金を出し合い、それを資金として事故に遭遇した者に一定金額を給付する制度」
と書かれているね。
つまり、保険というのは、万が一の不測の事態に備えた金銭的保障、ということだね。
保険には火災保険、生命保険、地震保険、がん保険、自動車保険・・・など、いろんな種類があるけど、自動車保険の場合は、主に交通事故などによって発生した損害賠償を保障してくれる保険なんだ。
自動車保険に入っていなかったら、交通事故によってケガを負わせてしまった治療代や、車の修理代なんかも、全部自分で払わなくちゃいけない。
ちょっとした事故で、たいした金額じゃなければ払えるかもしれないけど、大きな事故で相手に重い後遺症が残ったり、死なせてしまったりした場合は、億単位の賠償金を払う必要があったりするんだ。
でも、とてもじゃないけどそんな大金払えないよね。
そんなときでも、自動車保険に入っていれば、交通事故でケガをさせてしまった相手の人の治療費や、自分のケガの治療費、壊れてまった車などの修理代も、契約した保険プランの上限金額を限度に、保険会社が払ってくれるんだ。
自動車保険に入っていれば、賠償金の支払いを確実にしてもらえるんだから、自動車保険って頼もしいよね!
そしてこの自動車保険は、大きく分けて2種類あるんだ。
それは・・・