対物賠償保険が適用されるケース

●対物賠償保険が適用されるケース

では、実際にどういったケースで対物賠償保険が適用されるのか、いくつかのケースを見てみよう。

飲酒運転をして交通事故をおこし、見ず知らずの人の車に衝突して破損させてしまった場合、対物賠償保険は支払われるかな?

飲酒運転をしていた場合でも、他人の財物に損害を与えてしまった場合は、対物賠償保険は支払われるんだ。


マイカーでドライブしていたら、不注意でガードレールに車をこすってしまい、マイカーに傷が付いてしまった場合はどうだろう?

自分の車は「他人」に当てはまらないので対物賠償保険は支払われないよ。こういった場合に自分の車を補償してもらうには、車両保険に加入しておく必要があるね。ガードレールの修理代は対物賠償保険で補償されるよ。


誤ってコンビニに衝突してしまい、店舗の一部や商品を破損させてしまった。

これは問題なく対物賠償保険で補償されるね。店舗の修理代の他に、破損させてしまった商品代金や、店舗の修理が終わるまでの休業損失なども対物賠償保険で補償されるよ。


自分の車を運転中に、誤って母親が所有する車にぶつけてしまった。

この場合は自分も母親も「他人」に当てはまらないので、対物賠償保険では補償されないよ。


それじゃあ、次は対人賠償保険でも出てきた、「過失割合」について見てみよう。


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